ヨハンソン元会長

UEFA会長の選挙戦が昨日行われました。
その結果、将軍ことミシェル・プラティニが新会長の座に着くことになりました。
これ、かんなりでかい。
別に会長変わったぐらいたいしたことないじゃん。と
思うかもしれませんが、実際はそんなことない。
なにより、プラティニが会長という事実より、プラティニが掲げている公約がやばい。
簡単に言えば、現在のチャンピオンズリーグ、CLの出場権を
プレミアやセリエAリーガエスパニョーラなどの大きなリーグから
ひとつ減らして、他の欧州の国に与えるという話。
これは、CLのレベルが大きく低下することを意味します。
ある程度サッカーがわかる人に言うとすれば、
今季のプレミア。
今のところ、ブルーズ、ガナーズ、レッズ、マンUの4チームでCL出場権を争っていますが、
これを3チームに減らして、
そのあまった枠に、宮本とサントスが移籍したザルツブルグに与えるってことです。
どう考えても、上記の4チームとザルツブルグのチーム力の差は明確です。
ビッククラブがない欧州のチームにはありがたい話ですが、
一流のリーグにはよろこばしくない上に、サッカーファンとしても
質が下がることを喜ぶことはできません。
何故こんな話が出てきたか。
俺は単に小さい国のチームからの支持がほしいだけだと思ってます。
それ以外にメリットが感じられない。
確かに、放映料が入ってチームの活性化に繋がりますが、
優勝を争うチームは今まで以上に限られますし、ザルツブルグのようなチームが
セリエAやプレミアで優勝争いを繰り広げているチームに勝てるとも思えません。
こうなると、俺も含めて、質の高い戦いを期待してるファンにとってもがっかりです。



この公約がいつ実現されるかは、わかりませんが
実現となれば、CL優勝チームは今までよりも当てやすくなるでしょうね。