メキシコvsイラン

実力差が出た試合だった。
まず運動量。
メキシコはマルケスが中盤にいたり、サルシードがLSHの位置にいたりと豊富な運動量を武器に
ポジションチェンジを繰り返していた。攻撃や守備にも人数いて、
対するイランはダエイ一人を前線に残したりなど、後半の攻撃は数人で行っていた。
それにも関わらず疲れていたのがイランなのだからすごい。
次に技術。
パスサッカーをモットーとしているだけあってきれいにパスをつないでいくメキシコ。
前半はあまりパスをつなぐことができていなかったが後半はワンツーやサイドチェンジなどで
パスをつなぎ崩していた。
アシストからもわかるように3得点すべてアシスト付きである。
さらにトラップもたくみで記憶に残っているトラップミスからのチャンスはなかったはず。
逆にイランは2点目のシーンでGKからのパスミスを拾われ失点している。
一度カットできたもののトラップ失敗したところをつめられジーニャに奪われていた。
最後に采配。
イランは1-1に持ち込むのが早すぎたと思う。あの攻撃を後半の長い間押さえられると思わない。
ワンツーや速いパスは枚数を増やせば対処できるというものではないし。
メキシコは後半開始からジーニャ、フォンセカを投入に早めの選手交代をしてきた。
結果、これが吉となりジーニャは1得点1アシスト。フォンセカもボルヘッティの代わりに
ポストを無難にこなしていた。
暑さのせいで消耗が早いため、今大会は早めの選手交代が吉と出る可能性が高いような気もする。
それにしてもメキシコは強いわ。
MVPはブラボかな。決定力もあるし、運動量も豊富だった。前線でいい動きもしていたし。
あと、マルケス調子よかったね。1vs1ほとんど負けてなかったし、
得意なロングパスも冴えてた。サイドチェンジやポストに当てるパス。
CL決勝のしょぼさがうそみたいだね。
イランは厳しくなったけど、前半はいい動きしてたと思う。
タレントもいるし、日本が勝てたのがまじで不思議だわ。
ってカリミがそのときはいなかったんだっけか。
なんにせよ、政治的な面もあるし、イランには悪いけど早く帰ってもらいたいもんだね。
さーて寝よう・・・