イングランドvsパラグアイ

結果は1-0
昨日はゴールが多かったけど、今日の初戦は最少得点差のゲームとなった。
たぶんこの試合を見て、よくなかったって人が多いと思うけど俺はそうは思わない。
確かに内容は昨日ほど白熱するものではなかったけれど、
勝つというのはかなり重要な要素。
イングランドは40年ぶりの優勝を目指しているわけで、狙える力も十分ある。
そのチームが初戦を落としたのでは話にならない。さ
らに初戦に勝ったチームの87%が決勝トーナメントにいけるというデータもあるため
かなり重要だった。というわけで俺はどんな試合だろうと勝ったということでよかったと思う。
こっからは俺なりに細かく分析。
まずイングランドの守備陣。すごく安定していたと思う。
まぁアシュリー・コールのミスとかあったけど、90分の試合を見て、
決定的な場面はほとんどなかった。
後半は特に押し込まれほとんどイングランド側での展開だったにも関わらず、
ことごとく跳ね返し、チャンスを作らせなかった。
思い出せる決定機は前半終了間際の集中が切れたところで、アエドバルデスに打たれたシュートと
後半18分、アエドバルデスにドリブルで持ち込まれて、切り替えしシュート食らったとこぐらい。
最後の10分間はほとんどパラグアイボールで、イングランド側でボールをまわしていただけに
イングランドの守備の堅さがうかがえる。
やっぱりJTことテリーの存在はでかい。体も強いし、ヘッドも強い。リオとのコンビもなかなか。
何かがない限り、W杯はこのDF陣でいくと思う。
ただ、アシュリー・コールの調子は怪我から復帰したばかりだからか
あんまりよくないね。攻撃参加も目立たなかったし。徐々に調子をあげていってもらいたいね。
そして中盤。豪華なのはわかったけど、機能してるとはあんまり言えなかったと思う。
ベッカムはいいクロスあげれてなかったし、
ジェラードはいつもの鋭いパス、豪快なミドル出せてなかったし。
ランパードはよかったかな。GKが上にはじいたシュートとか、豊富な運動量で守備もしてたし。
そういやジェラードは今日守備面での動きが多かったか、同じくベッカムも。
まぁこれは攻め方からこうなるんだよね。
今日のイングランドの攻め方は基本的にクラウチにロングボールを当てて、攻めてる形だった。
たまにジェラードからオーウェンなどにスルーパス出していたけど基本は上。
後半途中にオーウェン下げて、ダウニング入れたことからもあってると思う。
その後はクラウチの1トップでターゲットマンになってたからね。
そのため中盤でボールをキープすることができないため跳ね返されて守備にまわると。
うーむ、書きたいことが湯水のように出てくるんだけど・・・まとめられね。
とりあえずかけるところまで頑張るか。
んで、この形で攻めてたんだけど、トップにボールがおさまらないのも問題だった。
クラウチへのロングボールはほとんどがファールで相手にボール渡ってしまったことが多かった。
ようはこの攻め方が個人的にはよくなかったってこと。
せっかく豪華な中盤なんだから中盤でパスをまわして支配すればおもしろくなったのにね。
中盤の話これ以上話すと長くなるから終わりで、FWへ。
オーウェンは裏抜けうまくいってたように思う、
ただ怪我明けなせいかまだ本調子とはいえない状態だと思った。
クラウチはポストプレイできてなさすぎ。あとポストのときにファールとられすぎ。
ジャマイカ戦の感覚はどこいったんだよ・・・
今日の試合見て思ったことは、ルーニーはやっぱり必要だということ。
ルーニーの創造性があれば今日のような試合でも展開がずいぶん変わったと思うし、
一人でも状況を打破できる。
あと、今日の戦い方だと単調になってしまい強豪国には通用しないだろう。
まぁ感想としては、ドイツの逆バージョンみたいなチームだな(笑
次のトリニダード・トバゴで点を取る感覚を取り戻してほしいね。